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内田康夫FAN

126 はちまん

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【登場人物】

浅見光彦 小山内美由紀 飯島昭三 浅見智美 浅見雪江 浅見陽一郎 小内香代子 飯島一枝 浅見和子 岩野 浅見雅人 小川 沖地清六 上田隆弘 小沢祥一 岩原トシエ 浦瀬 小沢祥一 上原 猪俣 飯島弘 飯島洋美 石田 小内孝男 大竹 岩原良男 大下博 小内正子 金久保章 河治良幸 鯉田雄作 金久保章一 菊池 小池 笹岡 宍戸 佐々木道信 島村 清賀道忠 高野 竹本 高島 高橋勝平 高塚健司 野中 永坂 藤田 古畑 長谷川 仁淀吾郎 平尾三男 橋爪 松浦勇樹 籾山光雄 松浦美由紀 宮下和生 宮下享祐 松本 水野 松岡亮一 水口 吉永 安木富士夫 吉永数子 吉田須美子 吉野


【舞台】

長野県中野市 長野県上高井郡 秋田県由利郡 高知県高知市 高知県室戸市


【あらすじ】

長野県中野市の小内八幡神社、その名に惹かれて立ち寄ったフリーカメラマンの小内美由紀は、全国の八幡神社を巡礼している飯島という老人に出会う。だが、不可解な言葉を残して美由紀と別れた老人は、秋田県で死体となって発見された。浅見光彦は、日本各地の美しい風景と混乱の戦後史の中に、この元文部官僚の軌跡をたどることになるが…。この国のありかたを問う著者が壮大な思いをこめて紡ぐ巨編。

(上記より引用)


【名場面】

「太古、人間は自然の営みに不思議を思い、万物に神を感じた。大地にも樹木にも山にも海にも・・・・・・感謝と尊敬と畏敬の思いがそこにはあった。それこそがじつは国を愛する初めの姿じゃったとわしは思うちょります」
 松浦は吉永の視線の先を辿って、老人と同じ山の樹々を眺め、その向こうにある天空を見つめた。

はちまん 角川書店より



【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5) [感想より]

ヒロインのキャラクターが魅力的でした。浅見光彦さんもそうですが、キャラクターが魅力的であると作品もおもしろく読むことができます。政治・宗教などに関する作者の思想も感じ取ることができ勉強になりました。ちなみに僕は、サッカーくじという発想には賛成です。ただ、サッカーくじの利益を国が取り上げるのではなくJ1・J2・JFLなどのチームに分配すればいいのになと思っております。僕も何度か購入したことがあり、その度テレビ観戦しました。(サッカーくじで視聴率が伸びるかも)

EQさん


単に小説として読むなら☆☆位かな。 以前、内田先生が何かの本で、松本清張のある本を読んで、「小説としては面白かったが、推理小説としては云々・・・」と書いておりましたが、このはちまんはその言葉が当てはまると思います。 これは推理小説なんかじゃない!! 単に浅見光彦が出てくる少し面白い小説です。

まささn

(2018 6月 作成)

【単行本】角川書店
【単行本】カドカワ・エンタテインメント
【新書】
【文庫本】はちまん(角川文庫)
【文庫本】はちまん (文春文庫)
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