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内田康夫FAN

98 透明な遺書

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浅見光彦 浅見陽一郎 浅見雪江 岡崎英三 秋山勝男 奥野清光 伊勢大介 荒谷時雄 新山 伊島 清野林太郎 清野房子 清野翠 片村道和 加部総次郎 川鍋卓正 柿田 窪内修三 岸井 河東 佐々木 佐藤 下田 新川 田坂 徳武 西村裕一 中沢 野坂幸雄 中西 西村弘毅 藤田 堀山 浜井 藤井 平崎 原瀬恒夫 舟橋勇太郎 森内光男 松永 吉田須美子 矢瀬 山藤徳治
福島県喜多方市  富山県富山市  
福島県・喜多方で“排ガス自殺”と警察に断定された父の死因を承服できない娘・清野翠。彼女の許には中身のない“透明な遺書”が残されていたのだ! 浅見光彦は翠とともに一路喜多方へ。浅見の結論は兄・陽一郎をも窮地に陥れる他殺説だった。それは、政界を揺るがす大疑獄告発の序曲であった。浅見、執念の推理。(上記より引用)
 刑事局長は悲しげに顔をしかめた。浅見はほんとうに、兄が泣き出すのではないかと思ったほどだ。
「政治は頽廃し、政治家は腐敗している。すべての政治家がそうだとは、むろん言わないが、少なくない数の政治家は腐敗し汚染されている。」
透明な遺書 読売新聞社より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

regalさん

面白かったです!
進展としては、「死者の木霊」のような感じでした。
あらゆるページに手掛かりと伏線を仕掛け、
ラストで一気にそれらが形をなしてゆく!
最後は読んでて、気持ちいいですねぇ!
なにより兄・陽一郎の登場シーンが多く、
兄弟の掛け合いに 笑いがこみ上げてきます!

(2010 4月 作成)
【単行本】透明な遺書(読売新聞)
【新書】透明な遺書 (講談社ノベルス)
【文庫本】透明な遺書 (徳間文庫)
【文庫本】透明な遺書 (祥伝社文庫)
【文庫本】透明な遺書 (講談社文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第6集〉創作の秘密、取材の裏話教えます (光文社文庫) 〜鬼首殺人事件

【電子書籍】透明な遺書 (講談社文庫)