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内田康夫FAN

87 鳥取雛送り殺人事件

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浅見光彦 芦野鷹次郎 浅見雪江 浅見陽一郎 井本 大江道信 大枝 片山 木村 川田 添島美智 佐田登志子 田中ハナ 高堂清茂 古田 広崎多伎恵 藤田 平井 溝口 松山 村越秀雄 真垣孝 吉田須美子 安井 松永秀久 吉見 芳井 若村由美子
京都新宿区   埼玉県岩槻市    鳥取県八頭郡         
浅見光彦が新宿の花園神社を取材中、男性の死体を発見した。男の頭部には桟俵という藁細工が敷かれ、植え込みには凶器と思われる石が置かれていた…。被害者は有名な雛人形作家と判明したが、彼は生前“人形に殺される”と語っていたという。しかも、遺留品の桟俵は鳥取山中の流し雛に使われたものだった。被害者は何に脅え、犯人はなぜ証拠品を残していったのか。捜査をしていた刑事までもが突然失踪し、浅見は神秘的雛人形の世界に封印された迷宮へ―。長編本格ミステリー。  (上記より引用)
 浅見の足がふと停まった。ショーウィンドウの中に妙な物を見た。いや、「妙な物」というのは、それこそ感覚的な表現で、それ自体はただの飾りとしてそこに置かれているだけのことだ。
 石である。
鳥取雛送り殺人事件 C・NOVELSより引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

あきさん

浅見が、第一発見者となり事件を解決します。浅見が何を見、何を感じ、普通の人と異なる着眼点から事件解決の糸口を探っていく展開が、他の作品より際立って丁寧に描かれています。面白い!!

(2006 5月 作成)
【ノベルス】 鳥取雛送り殺人事件 (C・NOVELS)
【文庫本】鳥取雛送り殺人事件 (光文社文庫)
【文庫本】鳥取雛送り殺人事件 (中公文庫)
【文庫本】 鳥取雛送り殺人事件 (角川文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第5集〉世の矛盾、人の優しさ、面白さ (光文社文庫) 〜「紫の女(ひと)」殺人事件