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内田康夫FAN

59 津軽殺人事件

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浅見光彦 浅見陽一郎 浅見雪江 石井秀司 石井靖子 大池雄二郎 長内淑子 井上論 小俣務 石部元章 川間幸子 加藤 岸上悦治 加部 佐賀 清水洋子 志沢美幸 佐藤 多田 谷川潤子 高野常則 高野利江 鳥井輝一 野川 中富 堀越 藤田 藤井宇一 花田 村上正巳 宮森省三 松尾 前崎良雄 横山勝男 横山美智代 吉田須美子       
青森県北津軽郡 青森県五所川原市 青森県黒石市 青森県弘前市 
コスモス、無残。…アノ裏ニハキット墓地ガアリマス。―東京のホテルで毒殺された男が遺した謎のメモ。被害者は青森県弘前市で古書店を営み、太宰治に傾倒し「『津軽』を旅する会」の主宰者であった。上京の目的は、太宰が描いたという肖像画の取引らしい。浅見光彦はソアラを駆って北へ向かうが、「旅する会」の参加者がまたも…!?旅情溢れる津軽半島探偵行。 (上記より引用)
 浅見が頭の中で勝手に創り上げている、津軽の女性の典型は、たぶん、石坂洋次郎が教鞭をとった女学校の生徒のように、清純そのものだ。目の前にいつ靖子も、ちゃんと、その、津軽女の理想的なタイプに属していると、浅見は信じて疑わない。
 だが、その、清純であるはずの「津軽女」の典型の延長線上に、たとえば初代がいたり、靖子の母がいたりするとなると、もう浅見はお手上げである。ただでさえ不可解な女性が、いっそう分からなくなる。
津軽殺人事件 光文社文庫より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

ゆらりさん

津軽は行った事もないのに、その情景が目に浮かぶ。太宰はよほど自分の津軽弁にコンプレックスをもっていたのね。そんな事ないのに。

(2005 4月 作成)
【ノベルス】津軽殺人事件 (カッパ・ノベルス)
【文庫本】津軽殺人事件 (徳間文庫)
【文庫本】津軽殺人事件 (中公文庫)
【文庫本】津軽殺人事件: <浅見光彦×日本列島縦断>シリーズ (光文社文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第3集〉殺人よりもアブナイ話 (光文社文庫)