番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | 小手島先生 | 内田センセの作品はミステリ要素が面白いものもたまにありますが
多くは地域固有の歴史、文物、風俗などに影響を受けた、その土地の人々の生活を楽しむものが多いです 本作は完全に後者で、殺人についてはついでのようなもの こち亀の両さんの子ども時代の話みたいな、東京は北区周辺の昔話です 赤羽小学校の正門の前にずらっと飲み屋が並ぶのはいかがなものか、などと言うむきもありますが 本作を読むとその一端がわかるようになっています 戦後の混乱期にその土地の人々が眺めて来た視点で書いてあり、これを歴史と言うのでしょう【2022年8月13日】 | ☆☆ |
2 | puppy | なつかしい地名など 穏やかなストーリの中大下家の古井戸を徹去しない事が恐く気がかりです 何かあるのかしら ーーー
自由を手に入れ好きなところへ飛んで行ける幸せな妖精を空想したら うらやましい限りです 【2013年12月16日】 | ☆☆☆☆☆ |
3 | もう一人の千鶴子 | ヨリモのWeb連載を読んだあと、単行本も読みました。あとがきを読むと、初めて「人が死なない」ミステリーに挑戦されたそうです。通りで2回目なのに犯人!?が思い出せないはず(笑)
たまには浅見さんが悲しまない事件解決があっても良いですね! 311以来、癒し系本に惹かれます。 永遠の33歳、ちょっと前からケータイを使いだした。と、言っていますが、何の作品の連載か!?分かるか方はかなり浅見通です!?【2013年8月31日】 | ☆☆☆☆☆ |