ツイート

内田康夫FAN

99 坊っちゃん殺人事件

感想文掲示板へ
NO 作品名 
登場人物
地名
あらすじ
名場面
レビュー
出版

浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 浅見雅人 五十崎銀治 稲本敦子 篠崎圭介 酒井欣一 武田健夫 中田 藤田 堀中信義 畑野 波戸雄二郎 水沼哲男 ミヤ 丸山登 水沼真理子 吉田須美子 山崎 横山
愛媛県松山市   愛媛県喜多郡  愛媛県伊予郡 
福島県・喜多方で“排ガス自殺”と警察に断定された父の死因を承服できない娘・清野翠。彼女の許には中身のない“透明な遺書”が残されていたのだ! 浅見光彦は翠とともに一路喜多方へ。浅見の結論は兄・陽一郎をも窮地に陥れる他殺説だった。それは、政界を揺るがす大疑獄告発の序曲であった。浅見、執念の推理。(上記より引用)
 警察は思ったより気前よく、トンカツ定食を取ってくれた。取調室ではゲジゲジと山嵐とぼくの三人の、楽しいランチタイムになった。
坊っちゃん殺人事件 C・NOVELSより引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

北浦透さん

浅見の一人称という珍しい作品。同じく『記憶の中の殺人』も浅見の一人称で、
それと比べると、この作品の文体はちょっと軽すぎるなあ・・・と
正直あまり気が乗らずに読んでいましたが、さすがに後半からは一気です。
ミステリーとして非常にしっかりしていることに驚き、人物も哀しさを含んでいて、
充実した読後感でした。 ちなみに『坊っちゃん』を読んでいなかったのですが、読んでみたくなりました。

(2010 4月 作成)
【新書】坊っちゃん殺人事件 (C・NOVELS)
【文庫本】坊っちゃん殺人事件 (中公文庫)
【文庫本】坊っちゃん殺人事件 (幻冬舎文庫)
【文庫本】坊っちゃん殺人事件 (角川文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第6集〉創作の秘密、取材の裏話教えます (光文社文庫) 〜鬼首殺人事件

【電子書籍】坊っちゃん殺人事件<「浅見光彦」シリーズ> (角川文庫)<「浅見光彦」シリーズ> (角川文庫)