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内田康夫FAN

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浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 浅見和子 大原 江尻 大淀政男 小堀 木元 小西伸江 小瀬健司 升波 ショータ 島田 正田善三 田原 戸田 富山 田野倉 長沼弘子 畑谷昇 藤田 長谷友司 平山 村田正 松川義雄 三橋 松川誠子 松川慧美 宮下多樹 三木 前橋 弓岡正 吉田須美子 弓岡清恵 弓岡智之 弓岡道子 若親 矢木沢
香川県高松市 広島県尾道市  広島県因島市  香川県糸魚川市  富山県高岡市      
諸行無常の理(ことわり)を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、聖林寺の梵鐘から血が滴るという怪事件があってまもなく、顔にその鐘の模様痕をつけた男の変死体が隅田川に浮かんだ。四国高松、越中高岡と、被害者の美しい妹とともに鐘の謎を追いかける浅見光彦の旅が始まる。 (上記より引用)
「いま、鐘が鳴らなかった?」
 雪江はこわばった表情で言った。声がうわずっているところを見ると、よほど恐かったにちがいない。そうしてみると、恐いもの知らずのような猛母にもウィークポイントはあるらしい。
「ええ、鐘の音のようでした」
鐘 講談社より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

ミステリーファンさん

珍しく浅見が、刑事に対して「出し抜こう」という気概を持つ。栗林公園から尾道、高岡と走り回り、
見事な捜査を見せる。刑事顔負けというか、こんなにうまく調べられるのかとチョット?富山県出身にこだわり、
立山での滑落事故に結びつけるあたりは強引な筋立てかも、・・・。でも好きな作品。

(2010 4月 作成)
【単行本】鐘 講談社
【単行本】内田康夫ベストセレクション 鐘
【ノベルス】鐘 (講談社ノベルス)
【文庫本】鐘 (幻冬舎文庫)
【文庫本】鐘 (角川文庫)
【文庫本】鐘 (講談社文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第5集〉世の矛盾、人の優しさ、面白さ (光文社文庫) 〜「紫の女(ひと)」殺人事件