ツイート

内田康夫FAN

22 明日香の皇子

 



【登場人物】

今村均 紀ノ本 村久鉱道 能見恵津子 能見喜三郎 能見喜美夫 村久春日 小田 中村 服部 坂本貞一郎 坂本類 望月 福沢 正木俊郎 宮園 鈴木 宮本敬一 前田 河西直吉 根岸義男 北田祐司 大和 鷹森義造 杉山 加納 牧山 竹内 大畑祐一郎 河島耕造 栗山(兄) 栗山(弟) 長崎秀次郎 菊野秋雄 高田 木南 久保田 荒木 堀川  

【舞台】

奈良県明日香村 大阪府羽曳野市    

【あらすじ】

24歳の大東広告の社員・村久の恋人・恵津子が消えた。謎の男に彼は呼び出されるが男は目の前で殺されてしまう。しかも彼は大取引先の社員だった。のこされた言葉「アスカノミコ」を追う村久は、いつしか巨大な陰謀に巻き込まれていく。古代と現代を結び壮大なスケールで描く、ロマンミステリーの傑作!
 (上記より引用) 

【名場面】

  もともと、村久はどちらかといえば、世の中の不条理に対しては無頓着な方だった。政治の歪み、教育のひずみにも、それほど目くじらをたてることもなく、暮らしてきた。それは何も村久にかぎったことではなく、シラケ世代の若者に代表される、いわば一般大衆的志向がそうだともいえた。
 その村久が、いま、はっきりと『社会の敵』の存在を意識し、公憤を抱いている。

明日香の皇子 角川文庫より引用

【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

クイズさん

国を愛することは特定の思想とは無関係な純粋なもの。愛国心とは何かを考えさせられる作品。
あまりこういう話をしない世代の私にはとても新鮮だった。

(2004 3月 作成)

感想文掲示板へ

【単行本】明日香の皇子
【単行本】内田康夫ベストセレクション 明日香の皇子
【ノベルス】明日香の皇子 (ジョイ・ノベルス)
【文庫本】明日香の皇子 (講談社文庫)
【文庫本】明日香の皇子 (徳間文庫)
【文庫本】明日香の皇子 (角川文庫)
【コミック】内田康夫浅見光彦ミステリー&旅情サスペンス 15(箸墓幻想・明日香の皇子)(秋田トップコミックスW)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行 番外編〈1〉『死者の木霊』以来の探偵たち (光文社文庫)