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内田康夫FAN

125 藍色回廊殺人事件

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【登場人物】

浅見光彦 今尾賀絵 今賀芙美 今賀武治 市来さゆり 市来正幸 伊奈美春 今尾輝四郎 今尾加奈 浅見雪江 浅見陽一郎 小松一昭 岸 佐藤博 四宮健一 曽我部邦正 清水輝四郎 谷山昌隆 貴岡正義 中沢 飛内奈留美 飛内栞 原沢聡 藤田 宮内正弘 棟方崇 棟方朱美 宮下 山原道男 山本真吾 吉田須美子 


【舞台】

徳島県板野郡 徳島県三好郡 徳島県美馬郡 徳島県那賀郡 徳島県阿南市 徳島県徳島市


【あらすじ】

四国八十八ヶ寺取材で徳島を訪れた浅見光彦は、迷宮入り直前の事件に導かれるように吉野川流域の「第十堰」問題にぶつかる。調査を進めるうち、現実の問題として浮上する事件。そして再び起る殺人。浅見の鋭い推理が暴いた真相とは…。愛、憎しみ、人間の悲しい業までも描き出す内田ミステリーの白眉。

(上記より引用)


【名場面】

吉野川に罪を押しつけたら、『彼』は気を悪くしますよ。いつだって、どこでだって、非は人間の側にあります。洪水被害を引き起こしたときだって、吉野川のほうには、そんなところに人間が住んでいるなどという認識はなかったでしょうからね。彼の知らない間に、いつの間にか人間が川のそばに住み着いて、勝手に川幅を狭くしたり、せき止めたり。

藍色回廊殺人事件 講談社より引用



【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5) [感想より]

以前、内田先生には、先見の明があり、作品の中にはまさに事件と同じこと、解決が現実になされるとか・・・今回の作品も同じだと思い、ドキっとしました。徳島の女性像が出てきたことには驚きましたが、そうなのだと思います。

光光コンビさん

(2018 6月 作成)

【単行本】講談社
【新書】藍色回廊殺人事件 (講談社ノベルス)
【文庫本】藍色回廊殺人事件 (光文社文庫)
【文庫本】藍色回廊殺人事件 (講談社文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第8集〉すべては『不思議?』から始まった 〜ユタが愛した探偵

【コミック】
浅見光彦ミステリースペシャル 藍色回廊殺人事件

【電子書籍】
Kindle版