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内田康夫FAN

124 鄙の記憶

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【登場人物】

浅見光彦 浅見陽一郎 浅見秀一 浅見雪江 岩岡忠夫 岩岡和子 久保一義 後藤 北村 久保香奈美 川口元正 片山英二 関川亮 七高 住田貞義 鈴木和之 沢村宏子 沢村哲 沢村孝一 沢村高次 鈴木 伴島武龍 伴島春恵 竹内 高田 高橋時人 中川芳樹 福沢正行 本庄公也 藤田 堀田 守安 前田 横居十三 横居真二 横居亀次郎 吉田須美子 吉野亀次郎 横居裕太 横居宏子 横居烈子 横居洋嗣 横居伸子 横居晃子 横居マリ子 横居光葉


【舞台】

静岡県島田市 秋田県大曲市


【あらすじ】

「面白い人に会った」という言葉を残しテレビ記者が殺された。事件を追う老新聞記者と浅見光彦は現場で出会い、友情が芽生え始める。だが老記者は手がかりを追って出かけた秋田で姿を消す。浅見が対峙した哀しき連続殺人鬼とは?

(上記より引用)


【名場面】

医者は驚いて光葉の顔を見た。そのとき、光葉の両目から急激に涙が溢れてきた。彼女が決して、完全に正気を失っているのではないことを、その涙が証明した。

鄙の記憶 読売新聞社より引用



【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5) [感想より]

今までの作品の中で、一番虚名で切るものでした。共鳴というとちょっと違う機がしますが、浅見光彦の気持ちの変化がとてもよく書かれていたし、それに人を愛するという気持ちはまさにこういうことなのだということが書かれていました。年月や今の現状に左右されない確かなものだというところが、私には伝わりました。他の推理小説なども読みましたが、やはり、内田康夫先生の作品以上のものはないと確信しました。

村田 昌子さん

(2018 6月 作成)

【単行本】読売新聞社
【新書】鄙の記憶 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)
【文庫本】鄙の記憶 (幻冬舎文庫)
【文庫本】鄙の記憶 (角川文庫)
【文庫本】鄙の記憶 (新潮文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第8集〉すべては『不思議?』から始まった 〜ユタが愛した探偵

【コミック】
浅見光彦ミステリースペシャル 鄙の記憶

【電子書籍】
Kindle版