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内田康夫FAN

117 記憶の中の殺人

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浅見光彦 内田康夫 浅見雪江 浅見和子 浅見陽一郎 浅見裕子 浅見佐和子 池内勝弘 浅見智美 浅見雅人 市田 内田 キャリー 川上一夫 神谷和己 曽根高弘 曽根太一郎 財田啓伍 財田芙美子 財田志津代 財田雪子 武井 財田弥一 竹田峰男 西沢香葉子 藤田 服部勝之 服部清香 服部克江 服部伸一 森山 吉田須美子 山下 
長野県北佐久郡 北海道北見市
軽井沢の内田先生から団子屋の平塚亭に呼び出された僕は、内田家の墓に供えられた謎の花について調査をたのまれた。ちょうどその頃、くだんの内田家の隣の墓の持主が毒殺され、しかも兄・陽一郎の旧知の間柄だという。なお不可解なことに僕だけが憶えていない軽井沢ひと夏の事件があったというのだが―。  (上記より引用)
「(略)この爪楊枝がこの世に生まれたのは、人間の歯をほじくるという目的のためだった。つまり、それが爪楊枝の勿体だったわけだよね。だのに、その使命を果たさないまま捨てられるとしたら、なんと悲しい生涯ではないか。その瞬間、楊枝の頭にはふるさとの風景が浮かんだにちがいない。」
記憶の中の殺人 講談社より引用 
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

伊豆守さん

物語は、明るく楽しめる面と辛い過去の悲劇が対象的。浅見本人や家族について、見方が広がる作品ですよね。
過去を乗り越えて悪に立ち向かう浅見が、とても素敵な印象を受けました。
良い作品だと心から思います。

(2011 12月 作成)
【単行本】講談社
【新書】記憶の中の殺人 (講談社ノベルス)
【文庫本】記憶の中の殺人 (光文社文庫)
【文庫本】記憶の中の殺人 (講談社文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第7集〉作家と読者の不思議な関係 (光文社文庫) 〜蜃気楼

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