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内田康夫FAN

113 幸福の手紙

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浅見光彦 浅見陽一郎 浅見雪江 内田康夫 市岡 天野奎那 キャリー 小西 園山徹二 須田砂川 佐藤 沢村真也子 末次真也子 谷岡 田部井 高山 高根沢 竹内清堂 高野清子 根津 長井 法輪 中村典子 深井尚司 長谷幸雄 藤田 溝原武雄 吉田須美子 矢口 米川 安田
東京都三鷹市  東京都武蔵野市  北海道帯広市  北海道上川郡  北海道河東郡 
編集者・中村典子のもとに届いた一通の手紙。それは「不幸の手紙」だった。十日後、バラバラ死体事件が発生した井の頭公園で、週刊誌記者・長谷の死体が見つかる。彼は典子に「半分の馬」という言葉を残していた。浅見光彦は長谷の足取りを追って、北海道・十勝へと飛ぶ。現実の未解決事件をモチーフにした連続殺人の真相は!?名探偵・浅見光彦の推理が光る。  (上記より引用)
馬は顔から首、胸、腹の半ばまで、鮮やかにリアルに表現されていながら、そこから先の後ろ半分が、ストンと抉られたように欠落していた。
「半分の馬だ・・・」
幸福の手紙 実業之日本社より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

あつこさん

第一印象は「半分の馬」とか「バラバラ殺人」などのせいで、かなりグロテスクなものでした(-_-;)誤解と錯覚で2度・3度と罪を起こした犯人に対して、例によって何とも甘いラストだと少し歯がゆい感じもしましたし‥。
ただ少し経った後に読み返してみると、長谷さんの純愛やラストの軽井沢での涙雨が不思議と心に染みるんですよね‥これが内田康夫さんの力でしょうか(^-^)

(2011 12月 作成)
【単行本】実業之日本社
【新書】幸福の手紙 (ジョイ・ノベルス)
【文庫本】幸福の手紙 (新潮文庫)
【文庫本】幸福の手紙 (光文社文庫)
【関連】浅見光彦のミステリー紀行〈第7集〉作家と読者の不思議な関係 (光文社文庫) 〜蜃気楼

【電子書籍】怪談の道<「浅見光彦」シリーズ> (角川文庫)<「浅見光彦」シリーズ> (角川文庫)