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内田康夫FAN

111 怪談の道

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浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 浅見和子 岡野徳子 井原 大貫 小山田誠吾 岡村里香 岡村三枝子 石野実 江木正信 木下 鶴井明 神永 黒須 設楽和子 志賀勇次 曾根 外山玲子 瀬川 杉浦 辻谷友理子 武知安宏 寺西 塚山泰三 角田 竹内美津子 宝田雄造 野崎 野山 西田 長嶺ゆきの 東尾静江 東尾典男 福野 藤田 細江 長谷川純子 三橋静江 宮藤一郎 峰沢由紀夫 宮脇 峰沢総一郎 吉田須美子 依田 芳井友子 山口 
鳥取県倉吉市  鳥取県東伯郡  
核燃料の取長で鳥取県を訪れた浅見光彦は、小泉八雲がかつて“地獄”と形容した宿で美人異父姉妹と出会った。浅見は二人に切実な相談を持ちかけられる。それは、妹の父親が突然の死を遂げた真相を究明することだった。録音テープに残された“カイダンの道”という謎の言葉を手がかりに、浅見は調査を開始するが、今度は姉の父親が何者かに殺害された!ふたつの事件に秘められた過去。浅見はやがて、三十年前に起きた悲劇に辿りつくが…。日本の風土を叙情溢れる筆致で描き、原発という現代の社会問題に鋭いメスを入れた文芸推理。 (上記より引用)
浅見は脳味噌をフル稼働させて、橋爪の質問を分析するとともに、人形峠で何かがあったかどうか、風景のあれこれを思い浮かべた。
怪談の道 角川書店より引用 
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

nonoさん

人形峠と動燃のことをこの小説ではじめて知りました。茨城の東海村事件が、改めて別の角度で見れました。雪江母の原子力に対する見識など、おもしろかった。八雲によって山陰の情緒がだされさらに現代の原発問題にも触れる、内田ワールドの真骨頂のような作品ですね。とってもたのしめました。

(2011 12月 作成)
【単行本】怪談の道 角川書店
【新書】怪談の道 (カドカワノベルズ)
【文庫本】怪談の道 (角川文庫)
【文庫本】怪談の道 (徳間文庫)
【文庫本】怪談の道 (講談社文庫)
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【電子書籍】怪談の道<「浅見光彦」シリーズ> (角川文庫)<「浅見光彦」シリーズ> (角川文庫)