内田康夫FAN |
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【登場人物】 一条万里子 一条秀夫 恵木学 安部 榎本 大谷久之 岡部和雄 秋山 木暮俊輔 駒田 木村 川島政男 神谷 スーレアスマニ 桜井清三 佐山 坂口 田畑恒雄 高辻 中西吾郎 野村 西川 成田啓子 平野一雄 増田 松岡 三上寛 宮口 和田 由利 |
【舞台】 神奈川県三浦市 |
【あらすじ】 学術探険隊が生きたままのシーラカンスを捕獲したというニュースが、正月早々の中央新聞の第一面を飾った。一条記者を現地へ派遣し、隊に資金援助までしてきたライバル社の大東新聞は面子丸つぶれである。だが事の真相を究明しようにも一条記者は姿を消してしまった。そして隊員が一人また一人と死んでゆく。(上記引用) |
【名場面】 「これはですね、おそらくシーラカンスのウロコではないかと思いますよ」 「シーラカンスのウロコ?」 木暮はあっけにとられて、大きく見開いた目で岡部を眺めてから、慌てて『物体』を覗き込んだ。 シーラカンス殺人事件 講談社文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5) [感想より] さわちゃんのパパさん とにかく泣けた。主人公の妹を思う気持ち、 上司が部下を思う気持ち、その純粋さに心が洗われる。 悲しい話であるが、泣いた後に清清しさを感じさせる。傑作、だと思う。 宇野功芳さん 岡部警部の推理がさえまくる。 旅情はないが楽しめる。 登場人物の心理描写も立派。 いぶし銀のような作品。 オススメです。是非読んでみてください。 岡部警部も魅力満点です。 (2004 3月 作成) 感想文掲示板へ |
【ノベルス】シーラカンス殺人事件 (講談社ノベルス) 【文庫】シーラカンス殺人事件 (講談社文庫) 【関連】浅見光彦のミステリー紀行 番外編〈1〉『死者の木霊』以来の探偵たち (光文社文庫) |