SEON内田康夫FAN 作品別でーた
名場面のページが著作権上問題がある場合、作成者宛にメールをお送りください。直ちに該当ページを閉鎖いたします。
フィクション作品

NO 作品名
登場人物
地名
キーワード
名場面

Product image for ASIN: 4062737639
81 伊香保殺人事件 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 大戸美智夫 大戸世志子 石井雅子 イネ 池永恵一郎 池永一枝 岡野松美 浅見雅人 川上トキ 河野美恵 角間 三ノ宮由佳 杉田美砂子 三ノ宮志乃 砂川 沢村 高木正一 田辺 谷口洋 星野 浜根健司 三好 宮沢 森山 吉田須美子 横井光章 和島トキ
群馬県北群馬郡 群馬県高崎市
いかほ【伊香保】 群馬県榛名山東斜面にある温泉町。泉質は塩類性含鉄炭酸泉。(歌枕) (「広辞苑」)
「昭和九年には・・・・・・」と由佳は辛うじて言った。
「とても大きな出来事があったんです」
「ほうっ・・・・・・」
 浅見は期待感に満ちた少年の目になった。
「でも、それは私にとって大きな出来事なのであって、事件とはぜんぜん関係がないと思いますけど」
「何ですか、それは?」
「あの、昭和九年の九月一日、竹久夢二が亡くなったんです」
伊香保殺人事件 カッパノベルスより引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

北浦透さん

中々に好きな作品です!特にラストはかなり衝撃的でした。
見所は須美子に焦点が当てられているところ。
舞踊を扱う作品ということでも印象深いです。

(2006 5月 作成)

Product image for ASIN: 4061855654
82 平城山を越えた山 感想文掲示板へ
浅見光彦 阿部美果 石塚 浅見陽一郎 浅見雪江 井原 小泉 河路昭典 関山 沢野 土山 中宮 野平隆夫 野平繁子 中瀬 野平清子 藤田 東谷 橋口亮二 細岡英太郎 広井 初谷 保坂 吉田初枝 吉本 吉田武男 吉田須美子
京都府京都市 奈良県奈良市 京都府相楽郡
なら‐やま【奈良山】 奈良県添上郡佐保および生駒郡都跡村の北の丘陵。現在は奈良市に編入。平城山。(歌枕) (「広辞苑」)
(あぶないな−)
 浅見は美果の横顔を眺めながら、彼女の惑溺をひそかに危惧していた。
 美香はその浅見の視線を感じたように振り返り、「あら・・・・・・」と呟いた。我に返ったという様子だった。
平城山を越えた女 講談社より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

宇野功芳さん

奈良を舞台にした話自体が非常に魅力的であり、殺人事件がおこらなくても、仏の盗難にまつわるミステリーだけで十分楽しめるといえよう。マドンナの美果もいききと描かれており、浅見作品のマドンナの中でも自分の好きなマドンナである。残念なのは内田作品特有の後半の駆け込み解決であろう。また女性の役割がストーリーをやや複雑にしており、読後の爽快感が欠ける。とはいえ力作であるのは間違いないといえよう。

(2006 5月 作成)

Product image for ASIN: 4062648741
83 「紅藍の女」殺人事件 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 稲村寿美 泉野梅子 飯塚 楠原亜紗 甲戸麻矢 甲戸天洞 黒崎賀久男 額地友延 甲戸彰男 霜原宏志 佐々木輝雄 東木貴夫 野川利子 永岡 半田信和 藤田 三郷夕鶴 三郷伴太郎 三郷透子 三郷輝子 三郷沢太郎 矢代 力岡勝 力岡透子 吉田須美子 横堀昌也 吉富芳枝
東京都世田谷区 神奈川県横浜市 山形県西村山郡
べに‐ばな【紅花】 キク科の一年草。小アジア・エジプト原産の染料・油料用植物。高さ三○〜九○センチメートル。葉は広披針形、周辺にとげがある。夏、紅黄色のアザミに似た頭花をつける。小花は細い筒形。わが国には古く中国から輸入され、東北地方(特に山形県)を中心に栽培。古くは花冠を採集して染料や紅(ベニ)を作ったが、今日では北米産のものを主として切花用や紅花油(血管コレステロール沈着の予防に効がある)採取用。くれない。末摘花(スエツムハナ)。 (「広辞苑」)
「(略)僕みたいな落ちこぼれは、雑草のごとく生きてゆくしかないけれど、エリートはエリートとしての責務があるはずです。つらいから、苦しいからといって、勝手にリタイヤするのは、エリートに金をかけ、期待をかけている無数の人々に対して失礼ですよ」
「紅藍の女」殺人事件 トクマノベルスより引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

宇野功芳さん

横溝作品や江戸川乱歩の復習劇のようにおどろしい雰囲気があり、いつもの浅見作品とは多少趣の異なる作品か?結論からいえばそれなりの作品であるといえよう。悪くはない。気軽に読める。ただ話自体はとても悲しい。ネタバレになるので人物を特定はできないが、あまりにもひどい人生を送る登場人物がおり、読後に陰鬱な気分になった。

(2006 5月 作成)

Product image for ASIN: 4408503878
84 耳なし芳一からの手紙 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見陽一郎 浅見雪江 浅見和子 池宮果奈 池宮孝雄 奥平 奥平依江 有田稲子 有田俊文 有田 近藤 郡司 久保田依江 久保田寛一 宿井 沢田正子 手島 高山隆伸 永野仁一郎 永野依江 永野継仁 永野弘美 永野敏仁 永野真奈美 藤田 保岡 吉田須美子 安原徹男 
山口県下関市 東京都大田区 埼玉県大宮市
こいずみ‐やくも【小泉八雲】‥イヅミ‥ 文学者。もとイギリス人でラフカディオ=ハーン(ヘルン)(Lafcadio Hearn)といい、ギリシアに生れ、一八九○年(明治二三)来日。旧松江藩士の娘、小泉節子と結婚。のち帰化。松江中学・五高・東大・早大に英語・英文学を講じた。「心」「怪談」「霊の日本」など日本に関する英文の印象記・随筆・物語を発表。(1850〜1904) (「広辞苑」)
「わし、人を殺して来たんや」 と小声で言った。
「そう」
果奈は頷いて、それだけでは素っ気なさすぎるかなと思い返して、「それは大変だったわね」と言った。
耳なし芳一からの手紙 角川文庫より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

noaさん

面白かった。個性的なキャラクターがたくさん出てきます。
先生にしては珍しい?作風だったきもします。でも、悲しい結末に涙・・・

(2006 5月 作成)

三州吉良殺人事件
85 三州吉良殺人事件 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 浅見和子 今井 喬木弘 小坂 鹿島通泰 鹿島里美 鹿島行雄 鹿島泰一 篠原洋一 篠原洋平 三枝 戸谷 長富 藤田 山田
愛知県豊川市 愛知県蒲郡市 愛知県幡豆郡 愛知県渥美郡
さん‐しゅう【三州・参州】‥シウ 三河(ミカワ)国の別称。 (広辞苑)
「海岸はいったい誰の者か − って、いつも言ってました。昔は誰もが自由に入って、海水浴や砂遊びや釣りや、いろいろ楽しめた白砂青松の海岸が、いつのまにか岸壁になり、工場ができたりホテルが建ったりして、一般人を近づけない。そんな勝手がどうして許されるのだ − って」
三州吉良殺人事件 ジョイノベルスより引用  
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

北浦透さん

地元を扱った作品だとそれだけ愛着が増すものですが(笑)それを抜きにしても、浅見と雪江の二人旅や転落のトリックなど見所がたくさんある作品です。壮大な社会派もいいですが、こっちもいい!エピローグでの・・・浅見の姿に深い余韻を覚えました。

(2006 5月 作成)

Product image for ASIN: 4122030382
86 上野谷中殺人事件 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 内田康夫 大林峰雄 大林繭美 大林美由紀 小沢正一 上松 杉岡 桜場 時田 寺山孝次 高島 蜂谷健太 藤田 升源 松沼忠男 松本正 前野隆 吉田須美子 和田史男 山田 山崎基代 山忠 蘭歩亭マスター
東京都台東区 東京都文京区 東京都荒川区
やなか【谷中】 東京都台東区北西端の地名。下町風の町並みが残り、寺や史跡も多い。 (「広辞苑」)
「私はね、あの上野駅が嫌いなんだよ」
「嫌い?」
「ああ、嫌いだ。というより、おぞましいと言ったほうがいいかもしれない。上野駅をみるたびに寒気に襲われる」
「ほんとなの、それ?」
「ああ、本当だ。あの暗い壁の色だとか、地下道の立ち込める臭い・・・・・・あれは焦土の臭いだよ。死の臭いだよ。(略)」
上野谷中殺人事件 角川文庫より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

まあさんさん

終わり方が独特ですね〜。最後まで謎の多い作品でした。いつもの浅見さんとちょっとちがったかな〜?

(2006 5月 作成)

Product image for ASIN: 4041607450
87 鳥取雛送り殺人事件 感想文掲示板へ
浅見光彦 芦野鷹次郎 浅見雪江 浅見陽一郎 井本 大江道信 大枝 片山 木村 川田 添島美智 佐田登志子 田中ハナ 高堂清茂 古田 広崎多伎恵 藤田 平井 溝口 松山 村越秀雄 真垣孝 吉田須美子 安井 松永秀久 吉見 芳井 若村由美子
東京都新宿区 埼玉県岩槻市 鳥取県八頭郡
ながし‐びな【流し雛】 三月三日の節句の夕方、川や海に流す雛人形。雛はもと人形(ヒトガタ)として、神送りするものであった。 (「広辞苑」)
 浅見の足がふと停まった。ショーウィンドウの中に妙な物を見た。いや、「妙な物」というのは、それこそ感覚的な表現で、それ自体はただの飾りとしてそこに置かれているだけのことだ。
 石である。
鳥取雛送り殺人事件 C・NOVELSより引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

あきさん

浅見が、第一発見者となり事件を解決します。浅見が何を見、何を感じ、普通の人と異なる着眼点から事件解決の糸口を探っていく展開が、他の作品より際立って丁寧に描かれています。面白い!!

(2006 5月 作成)


Product image for ASIN: 4861563259
88 浅見光彦殺人事件 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見光彦 浅見陽一郎 江崎信博 上岡 川根 金田 木下陽一 笠井武 添島良三郎 関根卓男 下川健一 寺沢詩織 寺沢大輔 寺沢美咲 寺沢謙輔 野木和芳 安田 吉田須美子
福岡県柳川市 神奈川県足柄下郡
トランプ【trump】 (切り札の意) 西洋カルタの一種。ハート・ダイヤ・クラブ・スペードの各一三枚ずつの四組に分れ、ほかにジョーカー一枚がある。各一組はキング(王)・クイーン(女王)・ジャック(兵卒)の三枚の絵札および一から一○までの一○枚の数札から成る。プレーイング‐カード。 (「広辞苑」)
−面白い物を発見−
 詩織の目はその文章に釘づけになった。
 もはや永久に届けられることがなくなった「面白い物」とは、何だったのだろう?
浅見光彦殺人事件 カドカワノベルスより引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

ひつじさん

最初からおかしいとはおもってたけど、
最後まで読んで「やっぱり」って感じです。
でも面白かった!読むべし!

小手島先生さん

最も読み返す気になれない作品です(笑
一回読んじゃえば
カラクリを強烈に記憶してしまいますからね。


(2006 5月 作成)


Product image for ASIN: 4062747960
89 博多殺人事件 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見陽一郎 浅見和子 浅見雅人 浅見雪江 浅見智美 伊藤 大友利兵衛 大友善一 大島 今中ひろ子 加地隆由 隈原 川井真知子 小柳淳次 片田二郎 河口 北島 関口和美 仙石隆一郎 杉本富枝 沢村信夫 島野 須田 仙石ひろ子 高月 鳥井昌樹 友永 田原 筑島雄三 庭野 平岡烈 平岡道夫 藤田 堀山 元久聡子 元久美江子 元久孝司 水谷静香 村松 益生田勇作 益生田治美 益生田貞一 安岡礼子 八木 吉田須美子 吉田 渡辺 矢野 山ノ内
福岡県福岡市 
はかた【博多】 福岡市東半部の地名。博多湾に面した港町・商業都市として発展。西隣の城下町福岡とともに、現在の福岡市の中心部を形成。古く屯倉(ミヤケ)が置かれ、また朝鮮半島との交通の要衝として開けた。古名、那大津(ナノオオツ)・那津(ナガツ・ナノツ)。 (「広辞苑」)
 兄は「助けてやってくれ」と言った。まるで自分のことを懇願するような、切実なひびきがあった。
 そもそも「ホットライン」を使わせたこと自体、きわめて異例だ。兄とどういう関係の女性なのかは言わなかったし、浅見もそれを訊こうとは思わなかった。
博多殺人事件 カッパノベルスより引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5)
[感想より]

宇野功芳さん

デパート内部の実状や人物はなかなか書けているといえよう。ただ博多の街の描写は今ひとつか?大都市の宿命かも知れないが、博多の街での浅見の行動がホテルとデパート間の移動では、折角の御当地ミステリーも生きてこないであろう。ストーリーは社会性を帯びていてなかなか楽しめた。ただラストは急転直下解決する感じで、個人的には好きになれない駆け込み的解決に思える。

(2006 5月 作成)

Product image for ASIN: 4041607507
90 喪われた道 感想文掲示板へ
浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 内田康夫 井野 尾加倉大永 川村 古賀正人 坂崎泰三 佐瀬信夫 土屋元春 永井敏江 中西 西戸 新田 藤田 羽田栄三 羽田良美 羽田幹子 羽田一昭 羽田正信 羽田記子 羽田佳子 北条 松永清達 水口 吉田須美子 山下善十郎 谷沢 吉原清治 李
東京都青梅市 静岡県田方郡
こむ‐そう【虚無僧】 (室町時代の普化宗フケシユウの僧朗庵が宗祖普化の風を学んで薦コモの上に座して尺八を吹いたから薦僧コモソウと呼んだという。また一説に、楠木正成の後胤正勝が僧となり虚無と号したからともいう) 普化宗の有髪の僧。深編笠をかぶり、絹布の小袖に丸ぐけの帯をしめ、首に袈裟をかけ、刀を帯し、尺八を吹き、銭を乞うて諸国を行脚(アンギヤ)した。普化僧。こもそう。浄、忠臣蔵「―(コモソウ)の尺八」(「広辞苑」)
 松永和尚は浅見の目を見返して、にっこり笑った。
「久し振りですなあ」
「は?」
「いや、あなたのような目をしている青年を見るのは、ですよ。近頃の若い者は・・・いや、若者にかぎったことではないが、みんな、負け犬のように落ち着かない、不安そうな目をしている。そうでない攻撃的な者はといえば、やけにギラギラと、敵意や悪意に燃えた眼差しばかりです。(略)」
喪われた道 祥伝社より引用
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆☆(最高=5)
[感想より]

宇野功芳さん

この作品も私が選ぶベスト10にいれたい作品である。
読んでいて伊豆の空気まで感じさせる巧みな描写。
この本を読むと現場に出かけたくなります。
まさに旅情ミステリーの決定版です。
また、私はプロローグの部分は内田作品でも、
一番すぐれていると思います。
大久保長安の話もでてきて歴史好きにもたまりません。
お奨めです。

(2006 5月 作成)