| 内田康夫FAN |
| NO 作品名(メモ) |
| 登場人物 |
| 地名 |
| あらすじ |
| 名場面 |
| 21 怪盗パソコン「ゴエモン」登場 感想文掲示板へ |
| 鴨田英作 ゼニガタ 藤岡由美 綿貫 本多 ゴエモン 生井比呂子 |
| 名門=現代学園のハテナクラブが生み出したお化けパソコン「ゼニガタ」。口の悪さと計算力、それと正しい文字が一度でディスプレイに出ないのが悩みの迷短低、いや名探偵。私立探偵事務所の初潮、じゃなくて所長の鴨田英作ともども難事件をビットビットとなで切っていく快刀乱麻は、笑い死なぬよう要注意! (上記より引用) |
| 『奇蹟ダ コノ世ノ オワリダ ノストラダムスノ 大予言ハ タダシカッタノデ』 「なんだなんだ、どうしたんだ?」 『鴨田ニ 考エル 能力ガ アルナンテ 奇蹟ダ コノ世ノ オワリダ ノストラ・・・・・・』 「いいかげんにしろ!」 パソコン探偵の名推理 講談社文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆(最高=5) [感想より] 宇野功芳さん ゼニガタのライバル登場だが、姿が見えず残念。ゼニガタシリーズの総評としては、 まあ息抜きですかねって感じ。タマにはいいけど、あんましたくさんは読みたく ないってところ。 (2004 3月 作成) |
| 22 明日香の皇子
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| 今村均 紀ノ本 村久鉱道 能見恵津子 能見喜三郎 能見喜美夫 村久春日 小田 中村 服部 坂本貞一郎 坂本類 望月 福沢 正木俊郎 宮園 鈴木 宮本敬一 前田 河西直吉 根岸義男 北田祐司 大和 鷹森義造 杉山 加納 牧山 竹内 大畑祐一郎 河島耕造 栗山(兄) 栗山(弟) 長崎秀次郎 菊野秋雄 高田 木南 久保田 荒木 堀川 |
| 奈良県明日香村 大阪府羽曳野市 |
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24歳の大東広告の社員・村久の恋人・恵津子が消えた。謎の男に彼は呼び出されるが男は目の前で殺されてしまう。しかも彼は大取引先の社員だった。のこされた言葉「アスカノミコ」を追う村久は、いつしか巨大な陰謀に巻き込まれていく。古代と現代を結び壮大なスケールで描く、ロマンミステリーの傑作! (上記より引用) |
| もともと、村久はどちらかといえば、世の中の不条理に対しては無頓着な方だった。政治の歪み、教育のひずみにも、それほど目くじらをたてることもなく、暮らしてきた。それは何も村久にかぎったことではなく、シラケ世代の若者に代表される、いわば一般大衆的志向がそうだともいえた。 その村久が、いま、はっきりと『社会の敵』の存在を意識し、公憤を抱いている。 明日香の皇子 角川文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆☆(最高=5) [感想より] クイズさん 国を愛することは特定の思想とは無関係な純粋なもの。愛国心とは何かを考えさせられる作品。 あまりこういう話をしない世代の私にはとても新鮮だった。 (2004 3月 作成) |
| 23 佐渡伝説殺人事件 感想文掲示板へ |
| 駒津彩子 駒津良雄 駒津百合子 塚原為男 小堀 馬場 宮本 谷田部健司 塩野 村岡次郎 三輪昭二 磯部欣三 林道子 加藤栄治 加藤 浅見光彦 浅見雪江 浅見陽一郎 吉田須美子 桜井信夫 白山与志子 柳田 三輪正一郎 井端 佐美為男 |
| 新潟県佐渡郡 |
| 「事件」を隠蔽する権力。それに抗う小さな魂―政界・マスコミをも巻き込み推移する事件の真相を追い、浅見光彦、佐渡は「願」の地へ。 (上記より引用) |
| 「願の賽の河原は、そういう女たちの嘆き悲しむ場所だったのでしょうな」
ハンドルを握りながら、磯部は抑揚のない口調で話を続けた。 「泣いて、泣いて、泣くことで、殺した子供に詫びるしかしようのない女たちが、子に代わって石を積んだのですよ」 浅見は相槌を打つのも億劫になっていた。佐渡には哀話しか似合わないのだろうか。賽の河原、安寿姫、コシキ落とし、流人 - と、見るもの聴くもの、悲しみと悲惨でないものはない。 やがて、明けても暮れても雪まじりの風が吹く、長い冬がやってくる。 佐渡伝説殺人事件 天山文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5) [感想より] ゆきおんさん 見事な複線です。 犯人の追い詰める後半はなんか西村京太郎風かな 陽一郎がこんなに出てくる作品もめずらしい。 結構好き (2004 3月 作成) |
| 24 「横山大観」殺人事件 感想文掲示板へ |
| 野沢薫 岡部和雄 市村隆三郎 市村隆一 市村華子 市村薫 矢田 茂木貞澄 村井三春 土屋公一郎 粕谷一男 木暮峰男 野沢真司 松本 小田島雅隆 堀川親雄 五味孝 村井幸男 宮下 松野 坂口 岡部ひで子 竹村岩男 神谷 真島 五味智行 石坂和子 |
| 秋田県湯沢市 長野県北佐久郡(軽井沢) |
| 軽井沢で転落死した男が所持していた横山大観の絵は本物か贋作か? 警視庁の名探偵・岡部警部が十二年前に迷宮入りさせてしまった殺人事件との関連が…… (上記より引用) |
| 「父が心配していました。茂木さん、あの絵を見てから、弱気になっているのじゃないかって・・・・・・」 「あの絵?」 「ええ、ユトリロと秀麿と」 なるほど - と茂木は痛いところを衝かれたと思った。 「横山大観」殺人事件 講談社文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5) [感想より] 宇野功芳さん さすが岡部警部シリーズ。 はずれがない。面白い。 登場人物もすべて魅力的。 肝心のトリックは途中でわかってしまったが。 岡部警部シリーズも続けて欲しいものだ。 (2004 3月 作成) |
| 25 白鳥殺人事件
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| 井出千代三 関谷 寺尾 大井 林 岸田 樋口 菅野 松永圭一 坂本 三島 咲子 越宮勘三 越宮義人 中村 広瀬 盛田清二 友野 三好 浅見光彦 浅見陽一郎 浅見雪江 吉田須美子 芹沢武史 芹沢玲子 大原栄三郎 岸田宏志 峰村雪則 峰野雪夫 峰雪 琴井音夫 下川健一 石黒八郎 清水 小山 矢島 大原きよ乃 野沢啓司 金子義郎 |
| 新潟県新津市 茨城県水戸市 岐阜県郡上郡 福井県大野郡 大阪府高槻市 大阪府箕面市 滋賀県大津市 |
| 「白鳥の」―ホテルの床に血文字を書き遺し、男は刺殺されていた。新潟県新津で、死体を発見した名探偵・浅見光彦は事件の渦中へ。ダイイング・メッセージの意味は、犯人の名か、近くの瓢湖の白鳥か、特急列車「白鳥」か?浅見は重大な情報をつかんで岐阜へ向かった。「白鳥」が連続殺人の鍵を握る、絶賛旅情ミステリー。 (上記より引用) |
| 毒入り菓子事件以降の彼等の、泥臭く、薄汚い犯行への変質は残念でもあり、憎むべきものであると言わざるを得ない。 こうなった以上、潔く自首して出るか、それができなければ、せめて、自ら敗北宣言をすることによって、怪盗X団とその犯罪の終焉を告げる道を選ぶよう、ぼくは彼等のために勧告する。 白鳥殺人事件 光文社文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆☆(最高=5) [感想より] 宇野功芳さん グリコ森永事件をモチーフにしているこの作品、非常に読み応えのある作品です。 余談ですが、内田先生には同じく未解決事件である、3億円事件をあつかった 「夏泊殺人岬」、井の頭公園バラバラ殺人事件をあつかった「幸福の手紙」などが ありますが、どれも傑作です。この作品は当然の事ながら面白いのですが、 グリコ森永事件はどうだったのか?と興味が沸くのもまた事実。まさに現実は 小説よりも奇なりといったところでしょうか。長々と駄文になってしまいましたが、 内田センセの代表作です。 ちなみに、「浅見光彦殺人事件」を読む方は、 読む前に必ずこの作品を読んでからにしましょう。 北浦透さん この小説のおかげで、僕は読書の楽しさを知りました。特に浅見が犯人のアジトに乗り込んでいって、 真相を明かしていく場面は最高で、何度も読み返したために空でも言えるほどです。 小説としての出来栄えの素晴らしさも文句無しです。内田作品の中どころか、 ミステリー界における屈指の名作だといっても一向に差し支えはないと思います。 (2004 3月 作成) |
| 26 「信濃の国」殺人事件 感想文掲示板へ |
| 保良 前島今朝男 谷口節男 笹野嘉男 安岡 青木健夫 宮下 大林章男 中嶋英俊 牧田祐三 牧田登志夫 宮沢利一 甘利敏雄 甘利知美 篠原桂太郎 葉山純子 遠山幸一 小島常子 谷口喜代子 小島富次 岡本 吉沢 遠山光次郎 竹村陽子 宮崎 上野 佐藤 高杉 前原 馬淵洋子 中嶋洋子 内堀 平沼武一 平沼武太郎 平沼美津子 平沼武次 園田 大森 木下真司 吉井 竹村岩男 鳥井 |
| 長野県長野市 長野県木曾郡 長野県小諸市 |
| 信濃のコロンボこと竹村警部が大活躍の力作水内ダム、恵那山トンネル、長楽寺、そして寝覚の床と次々に発見される絞殺死体。いずれも長野県歌「信濃の国」に歌われる名勝、そして殺された4人の共通項とは(上記より引用) |
| 長野県の分県問題は、やがてなし崩しのように消滅してしまう。それにはいろいろなファクターが作用したには違いないが、それでも、「信州は一つ - 」のムードづくりに果たした、県歌『信濃の国』の役割が大きかったことは否定できないという。 「信濃の国」殺人事件 徳間文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5) [感想より] 宇野功芳さん この作品はお気に入りで過去3回読んだことがある。 改めて読んでみたが、出だしからグイグイと引き込まれる。 また、前編に渡って、長野の風土や県民性、歴史がちりばめられており、非常に読み応えもある。 ラストには納得できていないが、そこまでの過程はテンポもよく最高。 (2004 3月 作成) |
| 27 天城峠殺人事件 感想文掲示板へ |
| 浅見光彦 浅見陽一郎 浅見雪江 桜井夕紀 小林章夫 小林純代 小林朝美 秋山 宮本繁男 谷口 保田 藤田武邦 武上清作 園原美紀子 永井 吉田須美子 小宮 黒木 沢井 遠藤 川上建次 トモ |
| 静岡県三島市 静岡県賀茂郡 静岡県下田市 静岡県田方郡 岩手県大船渡市 岩手県陸前高田市 岩手県気仙郡 |
| 天城峠付近の崖下で、老人の死体が発見された。被害者の娘・小林朝美と、偶然出会った名探偵・浅見光彦は、死者が残した“千社札の謎”に気づき、事件解明に乗り出す。同じ頃、浅見と親交のあったアイドル・タレント、桜井夕紀が心中事件を起こす!心中の背景に不審を覚えた浅見は夕紀の両親からの依頼で事件の真相に迫るが…!!二つの事件は、浅見の推理により意外な方向へと進むことに…!伊豆地方に伝わる手鞠歌に潜む、おそるべきトリックとは!?浅見の名推理が冴える推理傑作。 (上記より引用) |
| 「事件からずっと、マスコミの人が来て、いろいろ訊いて行くのでしたが、みんな面白半分みたいな人ばっかしで、家内なんぞ、ノイローゼみたいなことになってしまって、そのくせ、一週間もすると誰も来ないようになって、相談する人もおらんし、ただ、情けない、悲しいばっかしでしたのに・・・・・・。ほんとに助かります、よろしくお願いします」 髪の毛が薄くなった頭を、何度も目の前で下げられて、浅見も悲しく切なくなった。そうして、その気の毒な両親のために、自分がいったい何をしてやれるか、心許ない気がしていた。 天城峠殺人事件 光文社文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5) [感想より] 北浦透さん 文庫書き下ろしがあまり好きではない先生ですが(笑)、どうして実にいい作品です。 トリックも冴えているし、犯人とのクライマックスも余韻十分ですし、エピローグの 朝美との会話がのどかに終わりを結んでいます。大作とはいいませんが、良作で、 浅見光彦の魅力を知るには絶好だと思います。水谷豊主演のビデオもぜひ観てみてください。 (2004≠ 3月 作成) |
| 28 杜の都殺人事件 感想文掲示板へ |
| 池野栄治 池野真理子 清水修司 清水菊江 西山菊江 西山裕蔵 吉村 三浦 大橋 可野啓一 加藤省三郎 宮田 菅野雅則 後藤 門脇宏明 野木雅和 青木俊彦 森川明 小野寺 太田 山内 可野良雄 |
| 宮城県石巻市 宮城県仙台市 山形県東根市 |
| 青葉繁る杜の都―仙台。そこで偶然見つけた妻の写真。一緒に写っていたのは、夫の知らない謎の男…。そして、その謎の男の死を知った夫は、妻の過去に疑問を持ち始める―。一方、父の跡を継ぎ、青葉城址の伊達政宗像の前で観光客の写真を撮る美人カメラマン池野真理子。彼女は、父の事故死に不審を抱いていた。この二つの事件が一つに重なりあった時…。事件は意外な方向へ展開していく。東京―仙台間を舞台にくりひろげられる、トラベルミステリー。(上記より引用) |
| 「現れた、現れた・・・・・・」 真理子は息を切らせて、早口で言った。 「なんだよ。そんなに待ち焦がれていてくれたわけ?」 青木はニヤケた顔になった。 「違うわよ、ばかねえ。そうじゃなくて、例のあの写真のことよ」 看板の写真を指さした。 「へえーっ、じゃあ、あのアベックが現れたのかい?」 杜の都殺人事件 角川文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆(最高=5) [感想より] 小関由紀夫さん もう何度も読み返し、その度面白いと感じる作品。 横溝正史作品のように「そっくり」「瓜二つ」といった人物が出てくるところが ちょっと難アリという気がしないでもないが(実際には小説同様写真って意外と 顔の区別難しいかも)浅見モノと違い主人公達が必要に迫られて(?)知恵を絞って 事件の謎に迫っていこうとする姿勢やシロー達が初対面にも関わらず知り合いの ふりをするとっさの掛け合いなど、「チーム文殊の知恵」は意外に面白い。 (2004 3月 作成) |
| 29 小樽殺人事件 感想文掲示板へ |
| 津田麻衣子 津田祥子 小山内祥子 浅見光彦 小山内章一 高島勝子 高島一美 小山内俊子 小山内幸子 高島哲也 紗綾香 下村俊澄 安田タマ 和田 寺島泰浩 鳥羽 生田 中野弘子 小山内千佳 小山内秀夫 小山内昌夫 田淵千代 小山内春治 小山内清茂 榎本靖二 明本 浅見雪江 浅見陽一郎 林田寿之 鶴見 清原 林 半藤 |
| 北海道小樽市 長野県大町市 |
| 取材で小樽を訪れた浅見は、港で漂流死体を発見する。被害者は地元旧家の夫人。 彼女の遺品から、白い封筒に入った黒揚羽が発見される。黒い蝶は霊界からの使いなのか。 名門一家を襲った悲劇に挑む浅見の前に、再び黒揚羽を抱いた変死体が……。 (上記より引用) |
| (いい顔してる - )と鳥羽は浅見に見惚れた。同じ事件を追っていても、刑事のような職業意識とは違う、どこかで事件捜査そのものを楽しむゆとりが、この青年にはある。 浅見をこれほどまでに事件にのめり込ませているのは、単なる好奇心だけではなく、旺盛な正義感に裏打ちされた、人間に対する優しさであることを、鳥羽はなんとなく感じ取っていた。 (もし、この青年に探偵としての欠陥があるとすれば - )と鳥羽は考える。 (その優しさかもしれない - ) 小樽殺人事件 光文社文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆ (最高=5) [感想より] 北浦透さん 浅見シリーズの中でもとりわけ悲しさが際立った作品です。 黒アゲハの小道具が絡んだ本格物の要素にヒロインとの安曇野への旅が加わり、 さわやかなミステリー絵巻に仕上がっています。毎回浅見と犯人の対決は楽しみですが、 今回は浅見の繊細な感性と事件全体の悲しみがよく出ていて、特に好きです。 (2004 3月 作成) |
| 30 高千穂伝説殺人事件 感想文掲示板へ |
| 浅見光彦 林 林有子 本沢千恵子 本沢誠一 田上トシ 甲斐敏正 伊藤繁泰 帆村源治郎 安在晃一 富沢 安在美紀 橋口 野田 安井 市川要一 石動満男 三上克夫 田坂栄男 三上なよ子 前田均 浅見雪江 吉田須美子 甲斐アヤ子 工藤和生 平林 秋山 浅見陽一郎 谷口 佐川 黒沢 並木 高正 黒木 香川省吾 伊東三郎 渡辺治男 滝井進 田坂加津子 宮下徹三 本沢徹三 長田幹夫 |
| 宮崎県西臼杵郡 宮崎県日向市 宮崎県小林市 宮崎県延岡市 |
| 天孫降臨の地と言われる高千穂。宮崎で行われた“真の伝説の地”を巡るシンポジウムの開催中、高千穂町町議会議員の帆村が轢死した。同じ頃、東京では美貌のヴァイオリニスト千恵子の父親が失踪。留守番電話には“ブツはニュータバルからタカチホへ”という謎のメッセージが残されていた。危険を顧みずに千恵子は単身宮崎へ飛ぶ。彼女の叔父に頼まれ、浅見光彦も後を追うが―。荒ぶる神が走りさるかのごとく高千穂の地で相次ぐ変死。神話の国に隠された巨大な秘密を浅見光彦は暴けるのか―!内田康夫、伝説シリーズ渾身の傑作ミステリー。 (上記より引用) |
| 「つまり、日本人の賢さの根底にあるものは何か - と訊いとる」 浅見が答えられずにいると、焦れったそうに催促した。 「分かりません」 浅見は正直に答えた。老人はむしろ満足げに大きく頷いて、「分かるまいの、それで当然じゃ」と言った。 「それは、大和民族発生に関わる、こころの問題じゃよ」 老人はまたわけの分からないことを言い出した。 「あんた、なんというたかな?」 老人は訊いた。 「浅見です、浅見といいます。」 「そうか、浅見さんか、わしはあんたを知らんが、いい眼をしておられる。(略)」 高千穂伝説殺人事件 角川文庫より引用 |
【FAN データ】平均的評価=☆☆☆☆(最高=5) [感想より] 宇野功芳さん 自分は神話も大好きなので、物語を読んで高千穂に行きたくなった。 ヒロインも魅力的で個人的は、シリーズのヒロインの中で一番好きである。 内田作品には結末が嫌いな作品が結構あるのだが、この作品の結末はそれほど嫌いではない。 (2004 3月作成) |