番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | 小手島先生 | 内田康夫ファン
10年ぶりくらいに訪問させていただきました 大昔の間違いを今になって発見して一人赤面です エピローグじゃなくてプロローグですね【2016年10月9日】 | |
2 | わがママちゃん | 一条記者の手紙に現地人から空港でウロコを手渡された時、なんだか分からなかったと書かれていますが、調査隊の新聞記者なら、シーラカンスのウロコがどのようなものであるかの予備知識はなかったのでしょうか?
久々に岡部警部の名推理を堪能しました。 | ☆☆☆☆ |
3 | 小手島先生 | モチーフの面白さで星4つをあげたいが、推理小説としては星2つくらいでしょうか?
なんとなれば、エピローグを読むと 殺人を犯す動機がわかっちゃうんですね。 犯人の名がエピローグに書いてある、というのは言い過ぎでしょうか。 まさにスピード解決、過去最短でしょう。 ね、読んでみたくなったでしょ?(笑) | ☆☆ |
4 | 半崎 | 資料:『シーラカンス殺人事件』(講談社文庫、1986)p15
笑いながら言ったのだが、万里子は胸の内を見透かされたようで、ドキッとした。たしかに、どういう気だてのいい花嫁が来たとして も、自分は平静ではいられないに違いない。万里子にとって、エディプスコンプレックスの対象は父でなく兄であった。兄に近づく同性に対して寛容でいられるはずがないというのが、偽れない気持なのだ。兄の元を離れて暮らすことなど、万里子は考えたくもなかった。(『シーラカンス殺人事件』(講談社文庫、1986)p15) 光彦「須美ちゃん、今朝は元気がないね。何か悩みがあるの」 須美子「わたし、エディプスコンプレックスでみたいです、坊ちゃま」 光彦「そんな馬鹿な。エディプスコンプレックスは男の子が抱くものだ」 須美子「えっ、そうなんですか。でも、軽井沢のセンセは、万里子さんがエディプスコンプレックスを抱いていたと書いていますよ」 光彦「あのセンセはいいかげんだからね。それに横文字に弱いんだ。心理学も勉強していない。知らないくせに知ったかぶりをする悪いクセがある」 | |
5 | 宇野功芳 | 岡部警部の推理がさえまくる。
旅情はないが楽しめる。 登場人物の心理描写も立派。 いぶし銀のような作品。 オススメです。是非読んでみてください。 岡部警部も魅力満点です。 | ☆☆☆☆ |
6 | さわちゃんのパパ | とにかく泣けた。主人公の妹を思う気持ち、上司が部下を思う気持ち、その純粋さに心が洗われる。悲しい話であるが、泣いた後に清清しさを感じさせる。傑作、だと思う。 | ☆☆☆☆☆ |