番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | 宇野功芳 | 久しぶりに北浦氏と評価が同じになり、うれしいといえよう。 | |
2 | 北浦透 | やはり、「伝説シリーズ」はいい!――と快哉したいぐらいです。導入から引き付けられるし、ミステリーとしても壮大なだけでなく、人物に存在感があるので、とても面白く読めました。
また、日蓮という題材も良かったと思いますし、個人的に身延山はぜひ登ってみたくなりました。日蓮と宝石業界を重ね合わせるのもうまい。シリーズ屈指のヒロインとの恋も十分満足できます。 欲を言えば後半、事件が解決していく様やエピローグをもう少したっぷり書いて欲しかったこと。それでも、上下巻浅見光彦の活躍を楽しめた作品でした。 | ☆☆☆☆☆ |
3 | 宇野功芳 | 冒頭からぐいぐいと作品に引き込まれた。
自分と非常に縁のある山梨が舞台になっているかもしれぬ。甲州人の閉鎖性とかずばりそのものだし、どの登場人物も魅力的である。特にヒロインと新聞記者。ヒロインの魅力には抗し難い。解決の仕方も私は嫌いではない。テンポもよく、途中で飽きることもない。オススメといえよう。ただ、唯一納得していないのは、ほうとうのくだりであろう。私はほうとうを月1,2回常食しているが、ほうとうが美味しくないなんてとんでもない。私はほうとうが大好きである。という、私も外ではあまりほうとうを食べたことがないので不味いほうとうというのも検証してみる必要があろう。話がそれてしまったが、舞台も甲府、身延、小湊、鎌倉、伊東と関東近郊で盛りだくさんだし(特にちょっととはいえ鎌倉が出てくるのがうれしい。他に鎌倉が登場する作品があるのだろうか?)旅情ミステリーとしても満足できる。 | ☆☆☆☆☆ |
4 | 小手島先生 | ほうとう、秘密主義の県民性(?)
センセの怒りが伝わってくるようです(笑)。 内容はまあまあ。 | ☆☆ |
5 | eve | なかなかな読みごたえでした。浅見さんはやっぱりいいですねぇ。 | ☆☆☆☆ |
6 | H.藤田 | 最悪 | ・・・ |
7 | C3正幸 | 日蓮の事を語りすぎ!!!!!読んでて嫌気がさした。
| ● |
8 | 三珠警察署 | 日蓮がキーワードと言っておきながら、どうしてロケ地が三珠町なの?どうして下部町なの?観光案内のしすぎ。日蓮さんの関係地だけですませば良かったのに。又、話しの流れが強引で無理がありすぎ。個人的にはイマイチでした。 (撮影裏話し)撮影の為に借りようとした家で、殺人事件のドラマと判ると家人から断られたとか。 | ☆ |
9 | 身延っ子 | とにかく身延山久遠寺を舞台に繰り広げられるこの作品はいい。 | ☆☆☆☆☆ |
10 | 奈良 | 最悪 | ● |
11 | regal | 内田康夫の上下卷作品に当たり無しという格言があります。
(私が勝手に思ってるだけです。) どうしてどうして、面白かったです。それはなぜか? ヒロインが空前絶後の猛アタックを繰り出すから! 言うほどでもないんですが、浅見にしてみれば、かなりです。 むう、うらやましいっ!! 事件の方は、犯人が捕まらないので消化不良だと感じました。 | ☆☆☆☆ |