番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | irony | プロローグがあまり生かされていない印象です。
話の展開はまずまずでしたが、どうもしっくりきませんでした。【2008年11月12日】 | ☆☆ |
2 | 宇野功芳 | 水上バスのトリックは単純ではあるが、設定といいなかなか良いとえいよう。テンポもよい。分量も短いくらいだがよくまとまっている。舞台である浅草近辺の魅力も含めて、楽しめる作品である。結末が曖昧という指摘もあるが、こういう終わり方は味があって個人的には好きだ。内田作品にはもっと結末が釈然としない作品がたくさんあるので、こういう終わり方はむしろほほえましい。むしろ、プロローグの話が本編にどう関わりがあるのか、そっちの方が気になるといえよう。いずれにせよ同時期発表の作品のなかでは秀作といえよう。 | ☆☆☆☆ |
3 | nono | いつもながら内田センセの目の付け所は良いですね。水上バスを取り上げることで、大正・昭和の浅草の繁栄や衰退、東京の歴史を浮き彫りにしています。また、現在の水上バスの設備などの代わりようも、新鮮でした。ヨットクラブも怪しい雰囲気をかもし出していて。独特の内田ワールドが楽しめました。 | ☆☆☆☆ |
4 | 中川一也 | 最後が曖昧なのが勿体無い。
ストーリーは良いだけに・・・ | ☆☆ |
5 | 山本惠章 | 東京浅草界隈は何度も出かけ、気分の落ち着く江戸の浅草海苔みたいな、郷愁を感じ、日の出桟橋よりの船渡りが大好きです。浅見氏の犯人と対決の末、恐怖の隅田川競泳の末、犯人逮捕の結末は如何に? | ☆☆ |
6 | 大和茂 | 結末はどうなっただろう・・・ | ☆☆☆☆ |