番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | もう一人の千鶴子 | 歴史苦手ですが、久しぶりに再読しました。ミステリー作家の内田先生が推理した人物描写や心理はとても引き込まれました。丁度「大河」と思い合わせながら…
夏草や兵たちの夢のあと 秀吉に江戸に追いやられた家康。その江戸が、今でも首都だなんて、誰が読めただろうか… 歴史を学ぶ楽しさを知った。【2011年8月25日】 | ☆☆☆☆☆ |
2 | もう一人の千鶴子 | 亡くなられた児玉清さんが、「週刊ブックレビュー」の塩山 公開収録で紹介された作品です。スタジオでは他にもありますが、今では忘れられない一冊になりました。
いつもヒロインの女性を書かれる先生ですが、この作品では、唯一、随風の母だけの男の世界を書かれたものです。 「秀吉商人説」の試み、どうぞご堪能下さい。【2011年5月18日】 | ☆☆☆☆☆ |
3 | のんのん | 信長がいかに際立った人物であったか時代を見据える思索と行動力が、後の時代を形作る礎になっていったかが、血塗られた歴史を通して、天海をとおして、語り伝えられている。【2009年7月21日】 | ☆☆☆☆☆ |
4 | ポンポコポン爺っちゃん | 今回は時代物歴史小説にチャレンジした内田康夫氏でした。
主人公は徳川幕府の礎を築いたとされる天海僧正の青春時代という触れ込みでした。 中味は内田版太閤記のような感じで安土桃山時代の歴史書で内容的にはまずまずでしょうね。 新たに出てきた点としては光秀の本能寺の変を秀吉が事前に知っていたという説と若き頃の天海、随風が足利将軍の落とし種と言った程度ですかね。 まあまあ良く勉強されていたといことでしょうね。 京都新聞に連載終了の壺霊が楽しみです・・・・。 【2008年11月19日】 | ☆☆☆☆ |
5 | 西ヶ原の住人 | 天海をメインにしているがあまりにも歴史に出てくる人々との出会いが偶然すぎる。
只の時代絵巻にしか読めない。 天海と徳川家康の関係が一番興味があり 初の時代物としては期待ハズレだった | ☆ |