番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | 旅人 | 終わり方がちょっと・・・・
でも楽しく読ませてもらいました | ☆☆☆ |
2 | kesra | なんせ重いストーリー。特にせ、政治経済が関わってくると、途端に読むペースが落ちてしまう私にとっては、天敵みたいな話でしたが、その部分を除けば、伝説にのっとった部分で筋が通されていて、後味のいい作品でした。ただ、最初にかなりの人数が逝ってから、しばらく解説みたいな文章が続いていたところは、数回読まないと、理解できない部分もやはりあります。 | ☆☆☆☆ |
3 | 傘舞 | この一冊を読んだだけで、銀行社会の裏側や終戦時の様子等、普段なら見も聞きもしない情報、果ては将門についての知識までもが大量に自分に備わった気がして、毎度のことながら読了の瞬間、有意義な至福感に満たされます!僕の中では内田先生の作品はただのミステリー小説にカテゴライズされませんし、したくありません! | ☆☆☆☆ |
4 | バブー | 社会事象をフィクションで解説してもらえる内田先生に感謝。作風が以前の楽しい小説から平成6・7年頃より段々と変わってきて9年の「遺骨」で変化を確信しました。前・中期の松本清張の社会派推理小説に似てきたような気がします。大好きです。ただ刑事局長の弟であることが判明し、警察の対応が即協力的になるのは考えものです。多すぎると思います。 | ☆☆☆☆☆ |
5 | Kuwahara | 過去が今と息づき、正義と権力はしのぎあい、刻々と日本を貫く構造を現出していく、そんな壮大なパノラマビュウをみせてくれる作家内田康夫、たまりません。いつものように一気に読んでしまいました。 | ☆☆☆☆☆ |
6 | Kuwahara | 過去が今と息づき、正義と権力はしのぎあい、刻々と日本を貫く構造を現出していく、そんな壮大なパノラマビュウをみせてくれる作家内田康夫、たまりません。いつものように一気に読んでしまいました。 | ☆☆☆☆☆ |
7 | 北浦透 | この作品は紛れもなく傑作です。銀行の実態、将門伝説、事件の真相が終戦時の闇に直結していく手法はさすがで、まさに力作を思わせます。
ただ最近の内田作品を読むと、どうしても「重厚」という言葉を意識せざるを得ません。何かの作品で「重い話を軽い文体で書くことにかけては負けない」と内田先生は言っていますが、それが影を潜めているように感じられてとても残念です。また、毎回楽しみだった浅見とヒロインのほのかな恋愛もあまり見られなくなりました。 | ☆☆☆ |
8 | ぴよこ | 銀行職員の預金が高利率なんてありえません。私は勤めていたのでよくわかります。縁故の人がほとんどと言うのも納得がいきません。 | ☆☆☆ |
9 | 三彦 | 将門伝説は、本当に関東地方では有名なのでしょうか?途中で犯人の予想がついたけれど、私は推理小説として読んでいるのではないので、たいへん満足です。 | ☆☆☆☆☆ |
10 | youaretheone | 大変面白かった。銀行の実態や、茨城県岩井方面の話。将門の話は?だが。特に大銀行の裏話には覚醒られるのでは。これぞ情報ミステリー、いや、覚醒ミステリーなんちゃって! | ☆☆☆☆☆ |
11 | 城山 | 八幡不知薮も確かにそうだけど、市川大野方面の方がもっと多く伝説があるので何か拍子抜け! | |
12 | koguma | 吸い込まれた様に読んでしまいました。現代社会の関心事を織り込ませた話に、酔ってしまいました。 | ☆☆☆☆☆ |
14 | 花子 | 今までの光彦シリーズの中でかなり印象に残る作品です。ずっと手に汗握る展開でした。将門は幻想的であり、経済問題はリアルです。最高! | ☆☆☆☆☆ |