番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | 紫音 | 書店で手にとって内容を見ている時は「堅い」内容の小説だと思っていたが、
読み続けているうちに次第に、作品の魅力に引き込まれていった。 内田氏の社会派の部類に入る作品の中では、特に壮大なスケールでストーリーが展開される。 ドラマ性も忘れていない筆致で、最後まで緊張感ある展開で楽しめた。 巨悪が相手であるゆえ、浅見陽一郎の登場が多いので、彼の魅力が大きくクローズアップされている。 作品でもある。 | ☆☆☆☆☆ |
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5 | 北浦透 | 実は最初に読んだときは、そんなに傑作とは思えませんでした。というのも、一つは富沢という人物があまりに肯定的にとらえられていたのが引っかかったのです。「真摯」な人柄として描かれるのですが、不倫という、しかも愛する家族を裏切るという「罪」を犯しているという描写がもうちょっと欲しかったかなと思いました。そういった幾つかの不満が出てしまい、この作品の評価は高くなかったわけですが――改めて読んでみたら、これがすごく面白い!内田社会派推理のなかでも屈指の傑作でしょう。めまぐるしい展開に、本格の彩りも忘れない。そして浅見兄弟が、国防の問題に挑むというのが非常に魅力的でした。やっぱり浅見シリーズはいいなあ。 | ☆☆☆☆☆ |
6 | さや | 陽一郎・光彦兄弟ファンとして面白かったです。帯の通り、汚職についての問題もよく書けていて興味深かった。ただ、私も決初は潔いとは…あれが内田先生の結論なんでしょうか。 | ☆☆☆☆ |
8 | いち。 | 陽一郎ファンとしてはとても嬉しかったですが、結末が潔いとは思えません・・・。 | ☆☆☆☆ |
9 | regal | ダイニング・メッセージ、アリバイ崩しと推理小説の王道をいく作品。
最近の作品は、巨悪が相手というのが、内田先生の好みなんでしょうか? 事件の依頼のされ方、ヒロインとの関係など他とはチョット違いますねぇ。 でも、陽一郎がたくさんでてくるので、私は嬉しいです。本格派? | ☆☆☆☆ |
11 | 狩野薫勇 | 江戸の昔から、汚職はつきない。国防にからむ汚職をここまで深奥にせまる、先生のお手並に、一気に読んでしまいました。頑張って下さい。 | no |