番号 | 名前 | 感想 | おすすめ度 |
1 | 宇野功芳 | ダブルヒロインの魅了があまり生きていない気がする。あと、犯人の特定が長崎殺人事件同様、唐突のような感がるが、それは自分のうがった見方によるものだろうか。
旅情に関しては山陰の雰囲気が伝わってきて、なかなかよいと思う。【2010年12月5日】 | ☆☆☆ |
2 | 北浦透 | 中々感想が言いづらい作品。
小泉八雲、エネルギー問題、人間の愛憎が絡んだ情緒あるミステリー。ラストの哀しさもいいし、浅見の悲壮な覚悟も際立つ――。 でも、いま一つ、物足りない気がしました。 | ☆☆☆ |
3 | nono | 人形峠と動燃のことをこの小説ではじめて知りました。茨城の東海村事件が、改めて別の角度で見れました。雪江母の原子力に対する見識など、おもしろかった。八雲によって山陰の情緒がだされさらに現代の原発問題にも触れる、内田ワールドの真骨頂のような作品ですね。とってもたのしめました。 | ☆☆☆☆ |
4 | 泣き | 河野さんが最後に2人に会ったってとこがよかった☆ | ☆☆☆☆☆ |
5 | regal | ダブルヒロインです。でもせっかく女性が二人も出てるのに、どっちつかずです。
ただこの作品、ちょっと盗作の疑惑があります。 何を盗作したかというと、内田康夫「美濃路殺人事件」です。 だいぶ前に読んだので、細かいことは覚えてませんが、タイトルにも「みち」があるし、ラスト一連がそっくりです。 パクッてません? | ☆☆☆ |
6 | 山本惠章 | 随分以前に読んだが、小泉八雲の怪談の道で思い出し、中国地方の伝統的子守唄の様な情緒ある、物語で浅見氏独特のスマイルで事件性を強調して、面白い旅行だった。 | ☆ |
7 | なおこ | とてもおもしろかった。いつもみたいに警察が介入するわけではなく、浅見光彦の気持ちのこもった結末に読み終わった後せつないような気持ちが残った。 | no |
8 | 岡林雄大 | 終戦後のエネルギー問題をからめて34年前と現在の流れが平走し、そこに浅見の推理・調査が溶け込んで、非常に読みやすく面白い作品でした。 | no |