深谷忠記作品一覧

虹色の罠



【あらすじ】

江戸川区の機械部品倉庫で、管理人をしていた寺村久作という男が焼死体で発見された。ところが被害者の身元と年齢が全く分らない。事故で入院した倉庫番に代役として雇われただけなので、戸籍抄本も履歴書もないという。住民台帳にも見当らない。おまけに死体が焼かれているため、指紋も顔も見分けがつかないのだ。捜査が膠着状態になったある日、女の声で電話があった。その身元不明人は近所に住んでいた“寺山”ではないかというのだ。2人が同一人の可能性は高いのだが…。死者の証明への陥穽を突く意欲作他5篇。

(上記出版より)


【出版】

トクマ・ノベルズ

徳間文庫

 

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